ヤマト運輸さんのお仕事、さすがでした。
たった今、デジタルデータリカバリーさんから電話がありました。
壊れたハードディスクのデータ復旧の見積もりについて、まずはどんな具合か説明がありました。
「重度障害」と呼ばれる段階で、おそらくアメリカとロシアとうちの3社しか世界で直せない、かなり重い症状だと…。
ただ、エンジニア担当が言うには、復旧できない代物ではないと…。
簡単に言うと、ディスクとヘッドが接触した部分を修復しながら、データ復旧をかけていくことになり、2週間ほどかかるとのことでした。
で、問題のお値段は、個人で出せる範囲を大きく超えていました。
単純に修復代で30万円、成功報酬で12万円。
合計42万円だそうです。
ちなみに、30万円というのは、修復の着手金の意味もあって、例えデータがまったく復旧できなくとも、支払わなければならない金額だそうです。
さらに、成功報酬というのは、うまくいって10割復元できたとしたら12万円。1割のデータしか復旧できなかったら、1.2万円ということらしいです。
説明をすべて伺いまして、即答しました。
「個人での支払いとしては高額すぎるので、データをあきらめます」と。
費用対効果と昨日記しましたが、費用対効果が低すぎると言いますか、まったく見込めないと言いましょうか。
アウトです。
電話担当者の方が、しばらくして、成功報酬の12万円をカットして、30万円から32万円でどうでしょうかと言ってくれましたが、まったく私の心は揺らぎませんでした。
さらに担当者さんから、予算をどれぐらい見ておられましたかと聞かれましたので、10万円弱と答えましたら、ようやく担当者さんもあきらめてくれました。
縁がなかったと…。
ハイ、まったく縁がございませんでした。
逆に、それぐらい高いほうが、すっきりあきらめられますね。
なまじっか、15万円です、と言われたら、お願いしたかもしれません。
今回は、ダイナマイト級の教訓を得たということにしておきましょう。
日頃のバックアップ、怠るべからず!